NO,689【移住して分かった「想像と違ったこと」】
こんにちは。
館山移住相談窓口、金曜日担当の名取です。
前回は、私たち家族が館山・南房総へ移住するまでの道のりをご紹介しました。
今回は、
「実際に住んでみてどうだった?」
という、皆さんからよくいただく質問にお答えしたいと思います。
結論から言うと、
「思っていた以上に良かったこと」と「想像以上に大変だったこと」の両方がありました。
今日は、その両方を正直にお話しします。
良かったこと① 子どもが思い切り遊べる環境
一番変わったのは子どもの生活です。
公園だけではなく、海、山、川、広い芝生。
休日になると自然そのものが遊び場になります。
さらに、館山・南房総には広い庭付きの賃貸や中古住宅も少なくありません。
実際に私たちが住んでいる家にも庭があり、子どもたちは外へ出ると走り回ったり、ボール遊びをしたり、虫を探したりと毎日のように遊んでいます。
「今日は公園へ連れて行かなきゃ。」
ではなく、
「庭で遊んでおいで!」
と言える暮らしは、都会ではなかなか味わえない贅沢です。
休日には、
「今日は海に行こうか?」
「今度は山へ探検に行こう!」
そんな会話が自然と生まれるようになりました。
子どもが思い切り体を動かし、四季を感じながら成長できる環境は、この地域ならではの魅力だと思います。
良かったこと② 人との距離感がちょうどいい
移住前は、
「田舎は近所付き合いが大変そう…」
というイメージを少し持っていました。
でも実際に暮らしてみると、私が感じたのは**「人との距離感がちょうどいい」ということ**です。
地域のイベントやお祭りに参加すれば自然と顔見知りが増えますし、困ったことがあれば気軽に相談できる方もいます。
一方で、無理に地域へ溶け込もうとしなくても、過度に干渉されることはほとんどありません。
近づこうと思えば近づきやすく、少し距離を保ちたいと思えば、その距離感も尊重してもらえる。
そんな心地よさを感じています。
そして、これは私自身の考えですが、移住先での暮らしは「人とのつながり」がとても大切だと思っています。
地域とのつながりができると、自然と助け合いが生まれます。
例えば、
・子どものことを気にかけて見守ってくれる人がいる。
・「こんな仕事あるけどやってみない?」と仕事の話が舞い込んでくる。
・インターネットには載っていない地域の情報を教えてもらえる。
・家庭菜園で採れた野菜や果物をおすそ分けしていただく。
そんな何気ない助け合いが日常にあることで、「一人で頑張らなくても大丈夫」と思える場面が何度もありました。
もちろん、人付き合いのスタイルは人それぞれです。
ですが、挨拶をしたり、地域のイベントに少し顔を出したり、小さなことを積み重ねるだけでも、暮らしはより豊かになると私は感じています。
良かったこと③ 毎日の景色が特別になる
私は海を見るのが好きです。
仕事帰りに海へ寄ったり、休日に家族で夕日を眺めたり。
旅行ではなく、それが日常になります。
毎日同じ景色のようでいて、海は天気や季節によってさまざまな表情を見せてくれます。
そんな景色を身近に感じながら暮らせることも、この地域ならではの魅力です。
大変だったこと① 車は「一家に一台」では足りない
移住前から「車は必要」と思っていました。
でも実際に暮らしてみて感じたのは、
「一家に一台ではなく、大人一人に一台必要」
ということです。
私は木更津まで通勤していたため、平日は車を使います。
その間、妻も買い物や子どもの送り迎えなどで車が必要になります。
館山・南房総では生活のほとんどが車移動です。
共働き世帯や子育て世帯では、車が一台だけだと予定が重なり、不便に感じる場面が少なくありません。
そのため、移住を検討する際は、車の購入費だけでなく、保険・車検・ガソリン代などの維持費も含めて考えておくことをおすすめします。
大変だったこと② 仕事は早めに考えておく
私は移住前に転職先を決めていました。
今振り返ると、この判断は本当に良かったと思っています。
仕事が決まっているだけで、移住後の安心感は大きく変わります。
「住まい」と「仕事」はセットで考えることをおすすめします。
大変だったこと③ 古い家では虫との付き合いもある
これは、古い賃貸住宅や古民家を検討している方には、ぜひ知っておいていただきたいことです。
私たちも移住して驚いたのですが、家が古いと、どうしても虫が家の中に入ってきます。
ゴキブリはもちろん、ナメクジ、カメムシ、蚊など、季節によってさまざまな虫と出会います。
都会のマンション暮らしではあまり経験がなかったので、最初は正直驚きました。
一方で、クモに対する考え方は変わりました。
以前は見つけると外へ逃がしていましたが、今では「クモは害虫を食べてくれる頼もしい味方」と思っています。
家の中で見かけても、
「今日もよろしく頼むね。」
そんな気持ちで見守ることも増えました(笑)。
もちろん、網戸や隙間の補修、防虫対策、庭の草刈りなどを行えば、虫はある程度防ぐことができます。
自然の中で暮らすということは、便利さだけでなく、生き物とも上手に付き合っていくことなのだと感じています。
大変だったこと④ 便利さは少し減る
24時間営業のお店。
大型ショッピングモール。
電車が数分おきに来る生活。
そうした便利さは都会ほどありません。
でも暮らし始めると、不思議と慣れてきます。
むしろ、
「本当に必要なものだけで十分。」
と思えるようになりました。
その代わりに、
自然の豊かさや家族との時間、ゆったりと流れる毎日を手に入れることができました。
移住は100点を目指さなくていい
移住を考えている方は、
「失敗したくない。」
という気持ちが強いと思います。
私もそうでした。
でも実際に暮らしてみて思うのは、
100点満点の場所はない。
ということです。
便利さを優先すれば自然は少なくなります。
自然を優先すれば多少の不便さはあります。
だからこそ、
「自分や家族はどんな暮らしを送りたいのか。」
それを考えることが何より大切だと思います。
最後に
移住は家を変えることではなく、
暮らし方を変えること。
もし今、
「移住してみたいけれど、一歩踏み出せない。」
そんな気持ちがあるなら、まずは館山・南房総へ遊びに来てみてください。
観光だけではなく、スーパーへ行ってみる。
住宅街を歩いてみる。
平日の朝や夕方の雰囲気を感じてみる。
そんな時間が、移住後の暮らしをイメージする一番の近道です。
館山移住相談窓口では、物件や仕事のご相談はもちろん、「実際に住んでみてどうだった?」というリアルな体験もお話ししています。
皆さんの移住が、ご家族にとって納得のいく一歩になるよう、お手伝いできれば嬉しいです。
次回は、
「移住するなら賃貸?購入?後悔しない住まい選びのポイント」
についてお話しします。
それでは、また次回お会いしましょう。
おせっ会 名取
【簡単な自己紹介】
サラリーマンとして10年間務めたのち南房総地区へ移住しようと思い立ち移住3年目。
妻、5歳、3歳の息子と4人暮らし。富山地区で築35年のぼろ貸家に在住。
仕事は貸し別荘運営、農家手伝い、植木屋、ジビエ解体、移住相談員と幅広く。
都会の慌ただしい生活に嫌気がさした方は、是非海と山に囲まれた自然豊かな安房地域で
やりたいことをしながら充実した暮らしをご検討ください。
おせっ会で移住のお手伝いいたしますのでぜひお待ちしております。
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館山へお越しの際はぜひ名取家が運営している貸し別荘をご利用ください
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