【2019年台風災害 復旧活動中間報告】
「2019年 台風15号被災に対する災害復旧事業 中間報告」
あの災害から丸一年が過ぎました。
多くの皆様からのご支援を賜りながら、活動を継続させて頂いております。本来であれば4月には報告を掲載しなくてはなりませんでしたが、かくも遅くなってしまったことを心よりお詫び申し上げます。
また、多くの皆様よりのご支援を賜っており、お一人おひとりのご尊顔を拝しつつご報告申し上げるべきところではございますが、このような形になってしまったことを合わせてお詫び申し上げます。
お蔭様を頂き、地域のブルーシートも各段に減り、建設関連の皆様の頑張りにより富崎地区の景色は随分とキレイに戻って参りました。夏前までなかなか途切れることのなかった「屋根のブルーシート張り」の依頼もほとんどなくなり、いわゆる復旧作業については落ち着きを見せております。
しかしながら、災害前には430世帯ほどあったこの地域では、避難、その家屋を諦めて他所へ引っ越すひと、被災家屋の解体などが進み、全戸調査ではおおよそ300世帯ほどのデータしか取れなかったという結果になりました。この結果は大規模な人口の流出が起きた可能性を示しており、富崎という歴史ある美しい漁村が危機に瀕していることを表しております。
今後の私共の取り組みとしては空き家の再生、活用事業、移住者促進などの取り組みを通して地域の再興を目指してゆくこととします。
10月7日現在、空き家活用相談会の開催を通して地域の空き家の活用を進めることも試みておりますが、なかなか相談にお見えになる方も少なく、苦慮しておりますが、諦めず続けて参ります。
引き続きのご支援、ご指導を賜れますと幸甚です。
特定非営利活動法人おせっ会 代表理事 八代健正
以下のリンクに甚だ簡単なものではございますが、報告書を作成し、リンクをさせて頂きました。
ご高覧くださいますと光栄です。（ファイルはPDFです）