おせっ会 ONLINE

おせっ会の八代健正です。今日（1月11日）は予報に反してどんよりと雲の広がる寒い連休最終日。
緊急事態宣言下ではありますが、そこそこの人出もあり・・お客様が来てくれている・・という安堵と感染拡大のリスクという不安が入り混じる複雑な思いで窓の外を眺めております。

　さて、さて！
「実証実験」という形ではありますが、市内の循環バスの運行が始まりました。
館山市は市民の多くが一人１台ずつ車を所有し生活するマイカー文化がありますので、これまであまり公共交通機関の必要性を感じたことはありませんでした。
　しかしながら高齢者比率が高くなり運転免許返納など運転をしない人が増え市内の公共交通網の不足が深刻化するとされる中、今回の実証運行となったわけです。

今回は1月5日から3月5日の約２ヶ月だけですが、この実証実験の結果をもって市内の循環バスが実現するかもしれません。タイミングが悪く、「緊急事態宣言」のど真ん中の試験運行となってしまいましたが、市民の手軽な「アシ」としてどれだけ利用されるか、どれだけ生活利便性の向上に役立つこととなるのか・・結果が楽しみです。

今回の運行は館山の中心市街地の循環コースで一周１時間ほどコースが２種類、いずれも観光施設ではなく、病院、ショッピングセンター、官公庁などを回る市民の生活の利便向上を目指した設定となっております。詳しくは館山市ホームページをご覧ください。

　今こそ、「住んでいる幸せ」を最優先したまちづくりが必要。観光が館山を支える大きな産業の一つであることは間違い無いので、どうしても観光戦略ばかりに目が行きそうになるのは仕方ないですがね、身の丈にあった足元をしっかりとさせるまちづくりが間違いないと思います。

そう、そう！このバスに乗ると、館山の生活インフラを一通りめぐることができそうですので移住の下見に実は最適かもしれませんよ！移住相談に来ながらお試しください！