NO,436【移住に関わる選択肢】

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こんにちは!今週のお便り担当の八代健正です。
日頃より当法人の活動に対し、多大なご協力を頂きありがとうございます。

なんとなく落ち着かない日々が続きますが・・それでも日々、移住の相談にお見えになる
方が続いております。そんな中から、移住計画を立てるときに少し気になるお話。

さて、移住の計画を立てるうえで、「選択肢」を改めて知ることが大切です。

【移住の形について】
1、二地域居住
2、定住

二地域の場合、今のお住まいを維持しつつですので、当然予算もかかりますし、移住先に
確保した家は常にひとが居るわけではないので、その保守や地域の関わり方もかわってき
ますね。それにより適した地域にも違いがあります。

【住居についての選択肢】
1、いま住んでいるお家をどうするのか?
a, 売却する b, 賃貸にだしておく c, そのまま保持しておく

2、移住先で住む家について
a, 賃貸する(アパート・一軒家・古い家を改装) b, 購入(新築・中古・古い家を改装)
c, 当面賃貸で地域を把握してから購入

移住計画のなかで大きく予算に影響するのが住居。
「移住先での定住」を考えるひとは、単純に今の家を売却しようとする方多くいらっしゃいます。
そのシチュエーション(立地、後継者、借入返済状況など)により大きく変わります。場合によ
っては賃貸に出しておき、お得なタイミングで売却という選択も出てきます。
また賃貸の場合は、万が一、移住先が満足できなかった時の安心感になることは間違いないです。

【収入の確保、仕事についての選択肢】
1、就職する
a, 正社員 b, アルバイト c, 複数のアルバイト

2、起業する(農業を含む)
a, 事業のみ b, 事業プラスアルバイト

3、在宅で現在の仕事を継続

4、投資、資産運用

資産がたっぷりあって、収入を得なくてもいいひとは別ですが・・通常、働き方(収入の確保)
は移住の成否を分けます。
その移住は何のためにするものなのか?を冷静に判断したときに、その選択が正しいのか?は
大事。働き過ぎで本当にやりたかったことができずに不満が募る(意外に多いパターン)、
その逆で楽観視しすぎて、予算がショートしてくるなど・・。

【地域との関わり方の選択肢】
1、密接にかかわり、コミュニティにも帰属する
2、近すぎず、遠すぎない形を取る

そのいずれを選択するかで、適した地域も変わります。

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などなど・・主要なところだけでもこれだけのことを選択しなくてはなりません。
移住を考える皆さんが、自分はどのくらい、どんな選択肢があるのか?を認識することで移住計
画の幅が広がります。

また、この選択肢があることを認識していないと損したり、場合によっては深刻な失敗に繋がる
ことにもなりかねません。

移住の相談ではそんなお話も交えて皆さんの移住を一緒に考えて参ります。

コロナ騒動で、なんとなく気持ちも陰鬱となりがちですね。
館山の海と空で深呼吸をしつつ、是非、お気軽にお越しください。