NO,666【2050年未知との遭遇】

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こんにちは!おせっ会の八代です。
いつもこのお便りをご高覧くださいましてありがとうございます。
そして、いつも Youtube チャンネル https://youtube.com/@osekkai ほかSNSをご覧頂いたり、コメントを下さったり本当にありがとうございます。

今回は、そのSNSからコメントをくださる方とお話をして「なるほど・・」と思ったことがあり、お便りのテーマにいたしました。

東京都内から移住をして10数年。 いまでも東京へは月に1度程度行くことはあるのだけど、どうも東京へ行くとグッタリと疲れることが多くなった・・とご本人談。

50歳をすぎたばかり、アクティブにスポーツなどもしている方ですので、まだまだ体力が落ちてきているわけではないと思われるがグッタリ・・したそう。

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東大の教授 小林武彦さんの著書でいま話題の本、「なぜヒトだけが幸せになれないのか」の一節に

「地方に住んでいるほうが、都市部より100歳を超えられる確率が2~3倍高いということです・・長生きなヒトは、通常健康である期間も長いわけで、健康的な生き方をしていたということになります。その割合が地方のほうが多いのです・・生物学的に考えたら答えは割と簡単で、それはストレスでしょう。」※途中抜粋。 https://amzn.asia/d/cSaAOr2

とありましたが
田舎で生きていてもストレスフリーではいられないぜ!と思う私。

どうやらそのストレスの種類が違うらしい。

大都市特有のストレッサー(ストレスの原因)と田舎のそれの違いは一般論としてはその種類。

詳しくは、https://amzn.asia/d/cSaAOr2 桐蔭横浜大学の論文に詳しくあります。

数十センチの距離にまったく知らない他人が立っている、歩いている、絶え間なく流れる音楽、アナウンス、機械音、欲しない情報の提供などなど外的なストレッサーが満載。ついでに都会のひとは歩くのはえーなぁー!っていつも思います。

都会の人たちは、それに適応する能力を備えているのでしょう。

こういった大都市の環境は人類にとってわずか100年あまりの間におきた大変化なので、DNA的はアップデートしきれない対応能力なのだそうで、まさに超能力。そして、いったん田舎に暮らしその超能力を発揮する場が減りはじめると驚くほど短期間でその能力を失ってしまう。それが良いことなのかそうでないかは個人のご判断となりますが・・。

都会へいくとグッタリ・・超能力を失ったんですね。

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田舎にいてもストレスはありますよ!
いろいろあります。

この記事を書いていて思ったのは、ストレッサーの違いもあるとは思いますが、物理的にも、心理的にも田舎ではそのストレッサーからの逃げ場が豊富に、そして身近にあるということ。

僕の逃げ場は、海岸、里山、家族、仲間・・逃げ場を大切にしなきゃと改めて思いました。

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1950年ころ大都市に暮らすひとの割合は30%程度だったのが、現在は50%を超え2050年ころには70%近くに及ぶとされています。これは地球規模の傾向だそうです。

70%のひとたちが超能力者になるのかなぁ。それとも対応しきれず、グッタリするひとたちが増えるのかなぁ。
加えて、大都市でも進む人口の高齢化、人手不足などによる海外からの人口流入もあり2050年、このあと25年という短期間に日本社会は未知の時代へ突入してゆくことになります。

人類の(大げさか?)逃げ場となる可能性のある田舎地域を大切に守っていかねばなりませんね。
移住の政策とかも、人口を分散させ都市部の人口一極集中、過密を改善する・・という理屈ではなく、地方に残る自然、文化、穏やかな営みを守り、育て続ける人材を生み育み、その結果、豊かな人類の未来を作るという方がいいのではないか。

壮大なお話を書いてしまいましたが・・来る2050年、25年後はさすがに八代も80歳を超え引退していますが、いま、できることを精一杯してこの地域を健全に維持する努力を微力ではありますが続けよう。

ふるさとを守ることは人類を守ること。踏ん張っていこう。

と、そんな壮大な話はともかく・・

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