おせっ会 ONLINE

なかなか進まない空き家対策の現状。
おせっ会では平成26年ごろから、館山市と連携して空き家と思われる保有者様宛の納税通知書に空家の活用を促す書類を同封しております。
その数毎年2000件以上。
こんなに空き家と思われる家があっても、登録の問い合わせがあるのはだいたい5.6件、実際登録する方はさらに減って2.3件ほどというのが現状です。
その他にも新聞広告、回覧板、ポスターの掲示、個別訪問としておりますがその家の保有者様にたどり着けなかったり、辿り着けても家の中の荷物が片付けられない、時々使う、人手に渡すことに抵抗がある、傷みすぎている…など、なんとももどかしい状況なのです。

そこでこの度、館山市船形地区のみなさまのご協力をいただいて地区限定で集中的空家活用事業を始めることとなり、その活動を房日新聞に取り上げていただきました。

地域で空き家削減へ 船形地区でプロジェクト 館山

いつも空き家バンクのページに掲載される物件が少なくご迷惑をおかけしております。
ですが家主さんが公開を希望されていなかったり、自分の家がどのような方に使われるのかすごく心配されている家主さんも多いので公開せずに移住相談をしに来た方を優先にご紹介しているケースもあります。
空き家バンクに登録される物件は賃料や販売価格が多少抑えられているのですが、その代わり修繕が必要な物件も多いのが事実。
もし修繕せずにすぐ住める一軒家をお探しでしたら不動産業者さんをご紹介します。

それぞれのご希望の形で貸す人・借りる人、売る人・買う人のお力になれたらと思います。